初めてのことに挑戦!

保育園の駐車場とサッカー場の脇には竹がたくさん生えています。

大人の目線からは毎年切っても切っても延々生えてくるので結構困りものなのですが、春になると子どもたちがタケノコ掘りをしてくれたりする楽しみの一つです。

大きくなった竹をどうにかして有効活用できないものか?と毎年考えていますが、過去には水遊びの際に長い竹筒を作ってシャワーにしてみたり、秋頃には竹を並べて一本橋のようにして歩いてみたり、長さの違う竹を叩いてみて音の違いを楽しんだりと色々と工夫してきました。

先日子どもたちが園庭で既製品の竹馬に挑戦していたのを見ました。職員の一人から「自分の子供が小学生の頃に、竹馬を自分で作っていた」という話を聞いたので、ちょっとチャレンジしてみたくなりました。

とりあえず手頃な一本の長い竹を切り出してそれを園庭に運んでくると、「なになに?何が始まるの?」と子どもたちが集まってきました。とりあえず今はある程度のサイズに切り出たところまでを子どもたちの目の前でやって見せました。

「何が出来るかねぇ?」と子どもたちよりも自分が一番楽しんでいるのが子どもたちにもバレてしまいそうです。試作品が出来たら一番に楽しんで、子どもたちと一緒に楽しみたいとおもいます。

将来的にすみれグループの子どもたちが自分の竹馬を自分で作って練習したり出来たら楽しそうだなぁなどと想像していると、つい顔がほころんでしまいます。

これから足場の竹をしっかりと固定して、更にもう1本同じものを作って壊れないかテストして、今は針金を使って止めているものを他の簡単な方法に変えてみて・・・とやりたいことがたくさんあります。体力が付いてこないのが悔しい限りです。

それやってみよう

 

姫井保育園の職員にはこんな心持ちでいて欲しいというものがあります。その一つに「それやってみよう」というものがあります。

今回の竹馬づくりは、私が「それやってみよう」と思ったので勝手に始めたことですが、小さなことでも「それやってみよう」とチャレンジする姿を子どもたちの目の前で見せることは、子どもたちにも良い刺激になると思っています。

なかなか子どもたちの見守りをしながらやりたいことをするのは時間的にも人員的にも難しいところではあります。ですが、大人がやりたいことをなんとかして実行している姿を見ることは、子どもたちが将来自分の力で幸せになるために「行動する力」へとつながると信じています。

「失敗してもいいじゃない、それもまた経験」と信じて、成功確率の低いチャレンジを続けていきたいと思います。

最新のブログをメールで読む

下記にメールアドレスを記入していただければ、ブログが更新されると更新内容がメールで届きます。