健康と安全

2019年2月28日

幼児期はいろいろな病気やけがをしやすい時期です。保育園で日々お子さんが健康に、そして安全に過ごすことができるように、当園では以下のような考えで保育を行っています。

食事、アレルギーに関してはこちらに記述していますので、あわせてお読みください。

病気について

元気で登園したお子さんが、保育園で体調を崩したときは、安静と看護のもとに保護者に連絡を取り、できるだけ早めのお迎えをお願いしています(急を要する状況ではまず病院に運ぶなど、最善と思われる臨機の処置を取りながらの連絡となります)。

お子さんが朝から体調を崩している様子のときは、ご面倒でもまず医師の診察を仰ぐようにしてください。

医師や看護婦のいない保育園としては、体調の良くないお子さんをそのままお受けすると、どの程度まで保育のサイクルに入れてよいのか、またはどの程度の安静、休養がいるのか、とても不安を持ちながらの保育になってしまいます。

体調が良くないときは、まず医師の診察を受け、「保育園に行っても差し支えないかどうか」、「登園して一日を過ごす上で、どんな点に気をつけたらいいのか」を診断してもらってきてください。

また、病気が感染力のあるものだと、病後も感染予防という配慮がでてきます。「熱が下がって咳は続いているが、もう元気になったので登園させたいのだが…」ということがよくあります。このあたりも医師の判断を仰いでいただきたいのです。

病気について早めに医師の診察を受け、感染の恐れがなくなるまで登園を控えていただくというのは、その時はご家庭の負担になりますが、相互に気をつけていただくことで、お子さんが園で病気をもらってくる危険は減ります。集団保育に責任を持つ園の立場として、保育園をできるだけ病気感染の不安のない安全な場所にしておくことが何より大切なことだと考えています。

子どもの病気による休みを取りにくい事情も多々おありと思いますが、以上の方針にご理解とご協力をお願い致します。

 

怪我について

保育園の中でお子さんが怪我をすることがときに起きます。駆け回っていて転んで手足を擦りむいた、というような例はままありますし、その場で消毒してバンソウコウを貼って済むような場合は、お迎えの時にお知らせしてご理解をいただいています。

しかし、骨折やひどい捻挫、縫合が必要な傷といった重大な事故もまれに起きることがあります。その場合は直ちに総合病院に運んで診断、治療を受けると同時に保護者に連絡を取り、来ていただくようにします。手当ての済んだ後、すみやかに事故の状況を現場の担当者を交えて具体的にお伝えし、適当な時期に治療費その他の責任や、事故防止についても率直にお話し合いを持ち、ご家庭と保育園との間に疑念や不信を残さないよう誠実な対応に勤めます。

なお、園内の事故については、保育園は学校と同じ傷害保険制度に加入していますので、治療費がご家庭の負担になることは原則としてありません。

怪我が子ども同士のケンカやはずみの接触で起こることもあります。当園では園内の事故はもちろん園の責任として引き受けていきますが、情報はできるだけ関係の保護者にオープンにして、園とご家庭相互で風通しのよい関係にしていきたいと考えます。

ですから、ある程度以上の怪我が起きた場合、やはりその状況を双方にお伝えし、保育園として怪我を防げなかったことを率直にお詫びするとともに、ご家庭同士ではわだかまりのないよう、相互理解のコミュニケーションをとっていただければと願っております。

 

噛みつきについて

0歳、1歳、2歳の小さなクラスの子どもたちも、担任や園生活のリズムに慣れるにしたがって、落ち着いて過ごせるようになってきます。その反面、遊ぶ時には活発に自己主張し合う場面も増えてきて、おもちゃなど物のとりあいや座る場所の奪い合いでトラブルになることもよくあります。

言葉で思いを表現できない1、2歳児では時に押し合いや叩き合い、また噛みつきやひっかきなど体で直接向かっていく行動になりがちです。

特に噛みつきはくっきりと歯形が数日残ることからも、噛まれた子どもの保護者の方にはショックが大きく、しかも2回、3回と続いた時には本当に心が痛む思いで、さぞかし腹も立つことだろうと、私たち職員もお詫びを言いながら辛い思いをしています。

また、噛んだ子の保護者の方にはさらにいたたまれない思いでおられることを考えると、園としても何とか噛みつきをなくすために、できうる限りの最善の手だてをしていかなければと努力しているところです。保育のありようや、園生活の流れの見直し、噛みつきの起こりやすい時間帯には手すきの職員がフォローに入ったり、と何度も職員間で話し合いを持ち工夫してきました。

1歳前半から芽生えた自我は1歳後半から2歳にかけて大きくなり、「じぶんで」「じぶんが」と何でもひとりでやりたがったり、何でもひとり占めして自分の物にしたがったりします。見かねておとなが手を出すとそれが気に入らなくて、最後にはひっくり返って泣き出し、おおじらで手がつかないといった光景がおうちでも見られることがあるのではないでしょうか。

成長の一段階と分かっていても、「赤ちゃんのときにはあんなに可愛かったのに…」とため息が出そうな、大人にとっては、なかなかやっかいで手ごわいこの時期です。

ついついここでしつけなければと叱ることが多くなりがちですが、生まれたばかりのこの小さな自我がまっすぐ育つためには、大人から無理矢理押さえつけられたり、無視されたりするのではなく、認められ、受け止められながら社会のルールという枠組の中で生きていくことを学ぶことがとても大切な時期だと考えています。

噛みつきにしても、頭ごなしに叱って納まる場合よりも、叱られたことでさらにひどく噛むようになることのほうが多いように思います。すれちがいざまに何の理由もなく噛んだように思えても、その前に自分よりも力の強い子におもちゃをとられて、悔しくて気持ちのやり場が無く、ついそばにいた子に噛みついてしまった、噛みついてはいけないと分かっていても、まだセルフコントロールができず噛みついてしまい、後でいけないことをしたらしいと気がつくのです。

ひとりで3つも4つもおもちゃを抱え込み、ほかの子がそれを一つ取ろうとするのでガブっと噛んでしまう子もいます。

思わず大人は「1つぐらいなぜ貸してあげられないの?」と裁判官になっておもちゃを取り上げ、噛んだ子をただ叱りつけるということになりがちです。

子どもにとっては4つのおもちゃのどれをとってもみな同じく手放せない大事な物でとても一つぐらいとは思えないから、嫌だとなったのです。「〇〇ちゃんにはどれも大事だったんだね~。そうか~。いけないってわかってても、ついガブってやっちゃたんだね。」と話しかけて、噛んだ子が落着くのを見計らってからこんな風に言ってみます。「△△ちゃんのお手手見てごらん。こんなになっちゃって、くやしくて悲しくて痛い、痛いだよね。」「今度からはガブって噛まないようにしようね。」

理由の見えにくい噛みつきはあっても、理由の無い噛みつきはないのではと考えています。噛みつかれた子の痛い、辛い、悲しい気持、噛みついた子のイライラした、悔しい気持、どちらにも丁寧に寄り添って子どもたちが言葉にできなかったところを代わって言ってあげることによって、子どもたちの生まれたばかりの自我や人格はホッと安心します。大人から嫌われたのではない、無視されたのではないということがわかって、やっとほかの子の痛みや悲しみも受けとめることができるようになるのです。そうやって初めてかかわりあうルールが素直に学べるようになるのだと思います。

自分が尊重された経験のない子は決して他人を尊重することはできないといわれています。

1、2歳児では今日噛まれた子が明日は別の子を噛んだ、というようなこともよく起こります。園では噛んだ子、噛まれた子の双方の保護者の方に事情をお伝えするようにしていますが、これはお互いに声を掛け合うことで保護者の方々によい関係を作っていただきたいと思って行っていることです。

3歳に入り、言葉を伝え合うことができるようになると、自然に噛みつきも少なくなって、幼児クラスではほとんどみられなくなります。

子どもの育ちを見通しながら、保護者の方々同士、園の職員と保護者の方々との信頼関係を土台に、これからも噛みつきをなくす努力をしていこうと思います。

防災訓練について

保育園では0歳から就学前のお子さんをお預かりしています。法令等に則り毎月防災訓練を実施し、万が一の場合に備えて備えを続けています。

天災は突然発生するものであり、大人にとっても恐怖で体がすくんでしまうほど重大な場合も多々あります。何が起きたか分からない子ども達にとっては本当に怖いものなのだと思います。

だからこそ毎月の避難訓練では様々な状況で職員が落ち着いて行動できるように、そして子ども達の不安を取り除けるように一つ一つの動きを見直し、考えなくても動けるように訓練しています。

また、当保育園があるのは海抜12.1メートルの旦西の丘の上にあり、風水害による浸水等の影響は受けにくい立地となっています。

さらに、消防署や警察署から現職の消防士や警察官の方に来ていただき、様々な体験教室も実施しています。あわせて保育士は給救命講習にも参加して、専門的な見識を深める活動も行っています。

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Posted by himeihoikuen