保育士おすすめ絵本

2021年11月25日

子どもたちの部屋に遊びに行くと、「園長先生これ読んで~」と絵本を持ってきてくれることがよくあります。膝の上に子どもを座らせて読み始めると、次から次へと色々な子が絵本を持ってきてくれます。足がしびれてきたら「ごめんね、また今度ね」と伝えるのですが、少し残念そうな顔を見ると心がチクっと痛みます。

子どもたちは一人ひとり好きな絵本が違います。多くの子が好きな絵本もあれば、「ずっとこの絵本が大好き!」という子もいます。

今月から不定期で保育士のおすすめ絵本を紹介できればと思っています。

「こんとあき」 著者:林明子 / 出版社:福音館書店

初版年月日:1989年6月30日 / ISBN:978-4-8340-0830-2 ページ数:40ページ / サイズ:28×22cm

こんとあき

こんは狐のぬいぐるみ。あきちゃんが産まれてくるのを待っているところから始まります。ある日、二人はお婆ちゃんに会いに(こんを直してもらう為に)旅に出ます。道中のハラハラドキドキ、車掌さんの二人を想う神対応、二人の絆。読んでいると大人でも話に吸い込まれて、胸が熱くなります!最後にホッとできて、人の温かみや優しさををたっぷり感じる素敵なお話です!

イラストからもその優しさを感じます。字が読めなくても、イラストだけでもストーリーを感じます!

我が子が生まれた時、保育士だった親友がプレゼントしてくれた本です。10年以上ぶりに本の表紙を見た息子が「あぁっ!」と言いました。

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