「お漏らし」のお話

子どもが大きくなると段々と少なくなってくる「お漏らし」ですが、保育園にいる子どもたちはどれだけ大きくなったとしても、たまには「お漏らし」してしまうことがあります。

今回はそんな「お漏らし」とその対応についてのお話です。

赤ちゃんのときであれば「お漏らし」に対して恥ずかしいとか悔しいという気持ちは少ないと思います。むしろ「気持ちいい」と感じることが多いと思います。一方で、一人でトイレに行くことが出来るようになった子どもたちにとっては「恥ずかしい」や「悔しい」と感じるほうが多くなります。

それは、「自分でトイレで排泄することが出来る」という自信と、「大人からの期待に応えたい」という思いの両方からそう感じさせているのではないかと思います。

大人の視点からすると、「お漏らし」は対応が大変な「困ったこと」かもしれません。おむつをつけていれば対応は比較的楽ですが、そうでない場合はお尻などを綺麗にして、洋服を着替えて、汚れた洋服を洗濯して・・・とやることが一気に増えます。

するとある程度大きくなった子どもに「お漏らし」が発生すると、大人は「困ったこと」が起きたと感じて「も~!」と怒ってしまったり、子どもは「恥ずかしい」ことをしてしまった、「悔しい」という気持ちになって、「お漏らし」してしまったことを言い出せなくなったり、動けなくなってしまいます。

この状態は大人にとっても子どもにとっても気持ちの良い状態ではないと思います。気持ちの悪い状態を子どもの力だけで解決することは難しいです。そうなると、大人が対応を少しだけ変えていくしか無いと思います。

「お漏らし」をしてしまった子どもに対して「も~!」と怒りたくなる気持ちを感じたら、6秒間我慢して怒りの感情を満喫します。怒りの感情に集中すると6秒程度で怒りが消えていくそうです。そして冷静になった後で子どもに接することが出来ると良いのではないかと思います。

冷静になると、子どもは「お漏らし」をしてしまったことをとても恥ずかしく感じていたり、悔しく感じている事に気づきます。そんなときに優しく関わってもらえたら子どもの中では大人に対する信頼がより一層強くなるのではないでしょうか。そして、信頼する人を怒らせたり悲しませたくないと感じてどうすればよいかを考えてくれるのではないでしょうか。

 

目が回るほど忙しく子育てをしている皆さんにとってはあたかも夢物語のような話かもしれませんが、出来ることならこういった小さなことを積み重ねて周囲の大人への信頼と自分でできることを増やす経験を増やしてもらいたいと思っています。

 

※怒りのピークが6秒であることや6秒我慢すれば怒りが収まるということについての科学的な根拠は探すことが出来ませんでしたが、世間で言われていることとしてご紹介しています。

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