共感的理解
子育ての期間はとっても忙しい
子どもたちが小さい頃、手がかかって大変と感じる方は多いと思います。子どもは大人の都合など関係なしに、泣いたり遊んだりするので、大人からすると思い通りにいかないことが多く、大変に感じると思います。
また、子育ての時期は出産の年齢によっても様々ですが、親の方も仕事だけしていれば良いとか、子育てだけしていれば良いとかではなく、他にもたくさんやることがある時期と重なることが多いのではないでしょうか?
そんな時期だからこそ、子どもたちが「言うことを聞かない」ことに対して、大人がつい怒ってしまうことはある意味仕方がないことなのかもしれません。親の側も、子育てをし始めて数年、親になって数年という人が多いと思います。まだまだ親の方も経験値が少なく、どうすればよいか探りながら過ごしていると思います。
◯◯できなくても良い
だからこそ、早く子どもたちには「一人で◯◯してもらいたい」と願ったり「◯◯できるようになってほしい」と願ったりするのだと思います。それが子どもたちに対する期待にもなりますし、子どもたちの成長の意欲にもつながると思います。また、できるようになったことは、親として子どもたちの成長を喜ぶ一つの視点だと思います。
その期待があまりにも大きくなりすぎると、子どもにとってもプレッシャーになってしまいますし、親も「他の子は◯◯出来ているのだから、うちの子も◯◯できるようにならなければ」と気負いすぎてしまうと、子育てのプレッシャーとなってしまって、楽しめなくなってしまうのではないかと感じています。
「親も子どもも今、あるがままでとても素晴らしいことなので、◯◯出来ていなくてもそれはそれでとても良いことだ」とグッとハードルを下げてしまえば、肩の荷が降りて生きやすくなると思います。
そんな適当なことでよいのか?小さいうちから色々と出来るようにしておかなければ将来困るのではないか?と感じるのは当然と思いますが、将来のことを考えすぎて、今が息苦しくなるのは違うように思います。
子どもたちの持っている力を信じて、今をしっかり幸せに生きていれば、将来も幸せに生きるための力が身についていきます。
子どもたちも親からしっかりと信頼されて過ごすことができれば、自分自身のことを好きになって、自分にはなにか出来る力があるのだと信じることが出来て、自分が他の人の役に建てる存在なのだと信じることが出来てくると思っています。
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