コロナ禍の年末年始の過ごし方

今年ははっぴょう会の形を少し変えて行いました。慣れていないこともあり、ドタバタしたところもありましたが、それぞれの年齢の子どもたちが一生懸命取り組んでいる様子をご覧いただけたのではないでしょうか。また、ばら・ゆり・ももぐみの子どもたちの普段の様子をインターネット上で見ていただいています。飾らない子どもたちの生活の様子を知っていただけたのではないかと思います。

保育園では子どもたちは家庭とは違った姿になることがよくあります。家庭ではやはり甘えられる家族がいることもあるのか、大人の願うように動いてくれないことも多いかと思います。ところが、保育園に来ると別人のようにテキパキと動ける姿にびっくりされる方も多いかと思います。家庭でしっかり甘えてパワーを充電したから、園でも意欲的に動けるのでしょうね。どちらもありのままの子どもの自然な姿ですね。

子どもたちには近くであたたかく見守ってくれる大人たちの存在はとても大切です。また、近くで一緒に生活する「子ども集団」があることもとても大切です。同い年の子ども同士、また、「すごい!」「かっこいい!」と思えるお兄さん、お姉さんの存在もとても大切です。逆に自分より小さな子のお世話をしてあげることも、子どもたちの成長にとても大切です。保育園はこのような子ども同士でお互いに育ち合うことができる場所です。

例年であれば年末年始には親戚で集まっていた方も多いかと思います。久しぶりに会う従兄弟と遊ぶことも出来ましたが、今年はそれも難しく、なかなか息の詰まる年末年始になる気がします。

インターネットを使ってビデオ通話をしたり、年賀状などの手紙を出したりして旧交を温めるのも良いと思います。

逆にこれを良い機会として、家族で濃い時間を楽しんでみるのも良いですね。どこに行くわけでもなく、ただ子どもの話を聞き、子どもがやることを一緒にやる、子どもと一緒に遊んで、親もしっかり楽しんで過ごすことができれば、それはきっと、子どもにとってはかけがえのない年末年始の思い出になると思います。

年末年始はまた寒さが厳しくなる予報となっていますが、健康に気をつけてそれぞれの「我が家なりの思い出づくり」が出来ることを祈っています。

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