食べることは楽しい

今年は例年と同じことが出来ない、いつもと違う形になるということが世界中至るところで起きています。保育園でも行事を例年と違う形にせざるを得なかったり、子どもたちにもっといろいろな経験をさせてあげたくても、感染予防の観点からなかなか出来ず、とても悔しい思いをしています。県内の感染事例も増えおり、なかなか落ち着く様子が見られません。

そんな日常でも食事の時間は出来るだけ楽しい時間になってほしいと思います。

今は感染予防のためつきぐみ・ほしぐみのバイキング給食を取りやめています。また、異年齢で一つのテーブルを囲んで会話を楽しんだり、お兄さん・お姉さんが食べる様子を見ながら食事のマナーを学んだり出来ていないのが心苦しいです。

最近、心がえぐられるような事故の報告がニュースになりました。大阪の保育施設で、「児童一人一人のペースよりも、時間内に全て食べきることが優先されていた」などの理由で、食べ物を喉に詰まらせて子どもが亡くなる事故がありました。

姫井保育園では自分で食べることを楽しむ時期の子どもには、食べやすいように形を工夫しています。体の成長に合わせて食事のテーブルや椅子の高さを調整して、正しい姿勢で食べられるような工夫もしています。

どの年齢でも全て食べきることを無理強いせず、苦手な食材でも一口食べられたら子どもと一緒に喜ぶようにして、食事の時間を楽しい時間にするよう心がけています。

新型コロナウイルスのワクチンが開発されるなど、今の我慢しなければいけない状況が終わったときには、これまでのような「美味しく・楽しく・マナーよく」の食事が出来ることになると信じて、今を乗り切っていきたいと思います。

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