とある日の園庭

姫井保育園 副園長です
今日は風が冷たいのですが、少し天気も良かったので園庭で遊ぶ子ども達を眺めていました。
みんな思い思いに遊んでいるのですが、ゆりぐみさんの男の子が躓いて転んでしまいました。
どうするのだろうな、、と思いしばらく観察していたのですが、スーッとたんぽぽさんの女の子が転んだ男の子のところへ近づいてきて、優しく頭を撫でてあげていました。
泣きそうだったゆりぐみさんの男の子も少しだけ安心したようで、柔らかな表情に変わりました。それを見て大丈夫と思ったのか、女の子は自分の遊びに戻って行きました。
たんぽぽさんやすみれさんが年下のお友達のお世話をすることは、園では当たり前の光景です。つくしさん同士のけんかをすみれさんが仲裁したり、たんぽぽさんがすみれさんに憧れをもって真似をしてみたり、とお兄さんお姉さんとしてふるまうことが生活の一部となっています。
日々年齢の異なるお友達と関わることで、他人とどのように接するのが良いのか、自分がどのようにされて嬉しかったのか、悲しかったのかを感じることができます。兄弟がいたり家の近所で子ども同士で関わることがあればこのような環境は日常となるのでしょう。最近は子ども同士で遊ぶことができる環境が少なくなってきています。せめて保育園の中だけでもいろいろな年齢、性格の人と関わる経験をし、人間の根っこの部分を育てることができればと思います。
姫井保育園

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