保育参観・保育参加

日本小児科学会が5月20日に新型コロナウイルスについての考え方を示しました。

そこでは現時点での見解として、2021年3月以降に患者数は増加しているものの、小児患者の割合はわずかな増加に留まっていること、子どもが変異新型コロナウイルスに感染した場合も、多くが無症状から軽症で経過していること、小児の感染の大部分は成人患者、中でも家族からの感染であり、その点でこれまでと変わりがないことなどが挙げられています。

今後変わることもあると思いますが、現時点では今まで通りの基本的な感染対策を徹底することが有効だとされています。一方で変異ウイルスは感染しやすい可能性があるため強い危機感を持って対応していく必要があるとしています。

保育園でもこれまでと同様、常に換気等に注意しつつも、子ども達が子ども同士や大人と関わることで成長する機会を出来るだけ守っていきたいと思っています。その中でも子ども達が生活する様子をご家庭の方にも知ってもらい、一緒に子育てするパートナーとして子ども達の成長を支えていくために、保育参観やつきぐみ・ほしぐみの保育参加を規模を縮小しながら行っています。

参観ではいつもの保育園での生活の流れや子どもたちがどんなふうに生活しているのか、子ども同士の育ち合いがどんなふうに広がっているのかなど、保育園の様々な面を見てもらえればと思います。

また、保育参加ではぜひ我が子だけでなく、他の子ども達や職員の関わり方なども見てもらえればと思います。「こんなふうに遊んでいるなら、家でもやってみよう」とか「良くないことをしたときに子どもにこうやって伝えているのか」とか「すみれさんになったらこんなことが出来るんだ」など、親としてだけでなく、たくさんの子ども達の育ちを支える大人として経験してもらえればと思います。

参観や参加を通じて、我が子のことも我が子と一緒に育っていく子ども達のことをたくさん知ってもらい、一緒に子ども達が幸せに生きる力を育ててもらえたらと思っています。

最新のブログをメールで読む

下記にメールアドレスを記入していただければ、ブログが更新されると更新内容がメールで届きます。