遊びの連鎖

2021年6月1日

(2021年5月のお便りの内容です)

3度目の緊急事態宣言が一部地域で出されるなど1年経ってもなかなかコロナが落ち着く気配が見られない状況です。

オリンピックの聖火リレーが山陽小野田市でも開催されるということで、沿道で子どもたちが応援する企画が直前まで進んでいました。ところが昨今の感染状況を踏まえて急遽取りやめとなりました。子どもたちには一生に一度あるかないかの機会でしたので、少し残念ではありますが、致し方のないことです。

ゴールデンウィークもなかなか遠出をしたりテーマパークに行けなかったりということで、大人はストレスを溜め込みがちになりそうです。保育園の子ども達は思い思いに発散してくれているようです。

私が冒険の森のフェンスの向こう側で作業をしていると、ももぐみの男の子3人がフェンスに近寄り、「うぉー!」と猛獣のように私を威嚇してきます。私が突然「うぉー!」とやり返すと、思ってもみなかったのか、驚いて後ずさり。すっかり怖気づいてしまってその場を離れる子もいましたが、その後も何度も繰り返して遊びました。思い切り声を張り上げて気持ちよさそうです。

そんな様子をゆりぐみの女の子が遠くから見ており、少しずつ近づいてきて、お兄ちゃんたちと一緒になって「おー!」と可愛い威嚇をしてきます。負けじとこちらも「うぉー!」とやるとニコニコ顔で後ずさりしては何度も「おー!」を繰り返します。

園庭ではお兄ちゃん・お姉ちゃん達が楽しそうにしている姿をたくさん見ることが出来ます。「なんだか楽しそう」「私にも出来るかな?」と子どもたちが色々と考えながらチャレンジする姿はとても素敵です。この日の遊びはそれでおしまいになってしまうかもしれませんが、もしかするとどこかでこの遊びの続きが始まるかもと楽しみにしています。