働き方改革推進者意見交換会での事例紹介

12月7日にやまぐち働き方改革支援センター主催の「働き方改革推進者意見交換会」で、当園の取り組みについて事例紹介をしてきました。

当園では職員全員が理想の保育園を目指すために、共通言語となる「Credo(クレド)」を定めています。合わせて「身につけてほしい能力・資質」を明確にして、どんなことを頑張ればよいのかが分かるようにしています。

日々の保育はとても忙しく、なかなか自分のことを振り返る時間を取れないというのが、保育業界の「当たり前」となってしまっています。ですが、そのままでは保育の世界で働く人達が長期的なキャリア形成や自分の成長を考えることができず、「与えられた仕事をこなすだけ」で精一杯となってしまいます。そんな大人たちと一緒に生活している子どもたちは、本当に幸せになれるでしょうか?将来幸せになるための力を育てることが出来るでしょうか?

そんな思いから、当園では働き方改革に取り組んでいます。

保育システムや職員間の情報共有でICTを活用することだけでなく、これまでと違うことは積極的に取り組んでみよう!とか、子どもたちや職員が「やりたい」と感じていることを経験のある職員がどんどんサポートしていこう!と考えています。
さらに、子どもたちと関わり子どもたちの育ちにつながる活動に可能な限り時間とエネルギーを注ぐことが出来るように作成しなければならない書類の見直しや、業務の見直しに取り組んでいます。

子どもも大人も自分で「やりたい!」と思ったことなら頑張れるし、没頭できる。そんな「意欲」を持った人たちが溢れる場所にしたいと思っています。

子どもたちは信頼できる大人や周囲の子どもたちの模倣をしながら育っていきます。職員が「やりたい!」と思って没頭し、イキイキと取り組んでいる姿を目の当たりにした子どもたちは、そんな大人を模倣して遊び込んだり没頭していきます。この経験が「非認知能力」と呼ばれる力を身につけるために、とても大切になります。

まずは職員の「やりたい!」が出来るように、様々な仕組みを変えていくことが、当園での「働き方改革」となります。

最新のブログをメールで読む

下記にメールアドレスを記入していただければ、ブログが更新されると更新内容がメールで届きます。