にじみ絵研修

姫井保育園 副園長です

当園のつきぐみ・ほしぐみの子どもたちは「にじみ絵」と呼ばれる水彩画の遊びをします。
毎年講師を呼んで職員もにじみ絵の研修を受けています。
物語やお話を読んで、人それぞれが思い思いのイメージを心に浮かべてから絵を描き始めます。
水に浸して絵の具がにじみやすくなった画用紙に、透明水彩絵の具を使って絵を描くので、狙い通りに絵ができあがるというよりも、心の中が紙の上に浮かび上がってくるような作品になります。
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講師の方からアドバイスを受けて絵を描き進めるうちに、いつの間にか作品となって仕上がっていくのが不思議な感覚になります。
子どもたちは色の広がりや紙の上に現れる景色が変わっていく様を楽しんでいますが、大人も楽しめる活動です。
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また、自然の光の中、落ち着いた環境で絵を描くことになるので、子どもたちと賑やかに生活している時間から少し離れることにもなるため、皆さん楽しそうに取り組んでいます。
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同じテーマを同じ人が描いても、その時の心境や環境によって絵の印象が大きく変わるそうです。
上手だったとか下手だったとかではなく、心の中を表に出す経験として大事にしてほしいと思います。
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子どもたちは「にじみ絵」をとても楽しみにしていて、準備から片付けまでをしっかりとできるようになっています。
また、描く絵も回数を重ねることによってだんだんとその子らしさが表現されるようになってきます。はじめは絵の具を少し広げただけの絵に見えることもあると思いますが、時間をかけてどんどんおもしろくなっていくものですので、ぜひ長い目で見て楽しんでいただければと思います。

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