2014年6月5日 第39号 外遊びを大切に

2019年5月27日

園庭の緑が日増しに濃くなって汗ばむ季節となりました。

入園後涙が出ていた子ども達も、保育園生活になじんで園庭でははじけるような笑顔が見られるようになりました。

0歳児から6歳児まで、子ども達は本当に外遊びが大好きです。

お部屋では大泣きの0歳の赤ちゃんも、外気の中へ出た途端にきげんをなおし、気持ち良さそうに落ち着いてくれます。

ところで、子ども達の成長は言うまでもなく、まず、身体です。そして、身体を鍛えることは健康上も、小学校に上がって運動能力に引けを取らないということからも必要です。しかし、あえて「鍛えてやる」までもなく、体が活発に育とうとすると、体の方から子どもに、ムズムズするような、動かしたい欲求を伝えてくるのです。この時期の子どもが、とても外遊びをしたがるのは、そうした成長の本性に即しています。

体や感覚が、移り変わる気温や風、日の光、木々の匂いなどの刺激を味わい、運動の範囲が広がっていく手ごたえを喜ぶのです。そういう自然な刺激の中で育ちたがっているということでしょう。

子ども達の体は、こういった自然豊かな環境と遊びの機会があれば、おのずと鍛えられて行きます。また子どものきげんから見ても、体がたくさんのエネルギーを抱えて、動いて育ちたがっているのに、ふさわしい場がないと、いわばエネルギーの失業状態になり、子どものきげんは悪くなります。

しかし、疲れすぎてもやはりきげんが悪くなります。幼児期、心と体は実に深く結びついて、体のよい状態が伴っていないと、安心や信頼といった、心の安定・元気さがしっかりとしません。もちろん、心の元気がないところでは外遊びの意欲もそこなわれます。ですが、まずは体の生き生き感がベースにあって、それが満たされていると、心が素直になり、大人が伝えたいこと、教えたいことを素直に受け止めてくれる、というのが先生たちの実感としてあります。

保育園が、なによりも外遊びを大切にしているのは、そこで体と感覚がとてもよく育ち、子どもの心を元気に支えるからです。

最近の夏の暑さは年々強まっていて、緑の豊かな当園でも、本格的な夏に入るとほとんどプール一本になりますが、それまでは、さまざまな外遊びに力を注いで行きたいと考えています。

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