2006年5月2日 第22号 子供同士のトラブル -怪我について-

2019年5月27日

4月当初、入園や進級で落ち着かなかった子ども達もそれぞれになじんで、5月のこいのぼりの泳ぐ、新緑に包まれた園庭ではさまざまな遊びが弾んでいます。仲よく遊んでいるかと思うと、ささいなことでケンカになって、時にたたかれたり、ひっかかれたり、かみつかれたり…ということも起こってきます。

4月の入園、進級式でのクラス説明の際、「怪我をさせたお子さんのご家庭から怪我をしたお子さんのご家庭に、お詫びの電話をお願いすることがあります。」と申し上げ、子ども同士のトラブルの折のルールのようにお伝えしてきましたが大変申し訳ないことでした。

入園のしおりの「健康、安全」のところでお話していますが、怪我に際しては原因や状況について情報をすべてオープンに保護者の皆様にお伝えすることを基本にしています。

子ども同士のトラブルによる怪我の場合、こうした事態を招いた責任は、言うまでもなくすべて保育園にあります。何よりも、保育園がお詫びと再発防止に努める問題で、怪我をさせたお子さんのご家庭にお詫びをお願いするようなことではありません。ましてや乳幼児期の子ども達に責任のあることでもありません。

ただ、怪我は何よりも怪我をしたお子さんとご家庭に辛いことですが、怪我をさせてしまった子も自分が原因で大変なことになってしまったという辛さと動揺で、いたたまれない気持ちになっているものです。そうした時、ご家庭同士がわだかまりのないよう、適切なコミュニケーションをとって、それぞれに辛い子ども達を支えていただければ、園としても有り難く思います。相手のご家庭とどのようなコミュニケーションをとられるのかは、それぞれのご判断にお任せする問題だと考えています。

ケンカの中で子ども達は、自分を主張したり、人に譲って我慢したり、誤ったり、謝られたり、人との付き合い方のルールやマナーをたくさん学んでいきます。地域に昔のような子ども社会が無くなり、家庭でもたくさんの兄弟に揉まれて育つことの少ないこども達にとっては保育園の中での友だちとのケンカやトラブルは人との関わり方を学ぶ貴重な機会でもあります。多様な関わりあいの中でそういったトラブルを乗り越えて、社会性を身につけていくことはとても大事なことですし、私たち大人もトラブルをきっかけに率直に話し合い、繋がりあっていく姿を子ども達に見せていくことも大切なことと思います。

今年度、立ち上げた保護者会をご負担に思われる方もおられると思いますが、一緒に子育ての楽しさ、喜び、辛さ、悩みを分かち合っていただき、子どもたちがきげんよく、互いに育ちあえる保育園であるようにしたいと願っています。保育園のあれこれで、疑問や不安に感じられる事があれば、きちんとお答えし、又、共に考えて、私たちも成長していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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