2005年6月1日 第19号 元気な戸外遊びのために -生活リズムの安定を-

2019年5月27日

4月からの新年度も2ヶ月が過ぎました。、子どもたちは、進級したクラスの環境に慣れてくるにつれ、遊びもダイナミックになってきます。新入園のお子さんにとっては保育園自体が未経験で、いわば環境が激変したわけですが、今ではすっかりクラスに溶け込んでいます。

今の時期は戸外遊びのオンパレードで、遊び方も多彩です。ブランコや登り棒など園庭遊具にとりついたり木登りをしたり。三輪車を漕ぎまわったり、虫探しに熱中しているグループもあります。戸外遊びは子ども一人ひとりが自分の身体と心をバランスよく作っていくために最も大切な場です。そして子どもたちが戸外遊びに生きいきと楽しんで取り組めるように、遊び込めるように、と考えていくと、なんといってもいちばん肝心なのは子どもの元気です。

疲れて機嫌の悪い状態では遊びに打って出ることができません。遊び疲れてオーバーワークになっているのならば、休養が必要です。夏場午前中の遊びの疲れを持ち越さないようにお昼寝をするのもこのためです。

また子どもは退屈でも機嫌が悪くなります。エネルギーの失業状態です。そうでないようにするには、園庭が遊び場として面白くなければなりません。遊具も必要ですが、木陰やちょっと冒険めいたところも欲しいと考えていって、今の姿になりました。

保育園で子どもが元気に遊ぶために大切な条件は生活リズムの安定です。よく早寝早起きといいますが、たしかに早めの方がいいのでしょうが、そう早くなくても日々安定していることが大事です。早かったり遅かったりというのは、大人にはある程度適応できても、子どもの心身を不安定にし、保育園のサイクルに付いて行きにくくなります。すると一日がなんとなく疲れっぽく気持ちも弾みません。

毎朝ほぼ決まった時間に起こしてあげる。そのためには、就寝時間もきちんと決めておく。そして朝ごはんをしっかりとって登園する。単純なことですが、忙しく、また夜が遅くなりがちな大人には案外難しく負担の多いことかもしれません。

しかし睡眠と食事のサイクルが生きるリズムの基本で、ここが安定しないと、人生のスタート時点で最も早いテンポの成長を進めている幼児の育ちが危うくなるような気がします。

生活リズムを安定させて、陽気のいい時期を、園庭中力いっぱい身体を動かして、楽しく過ごしていきたいと思います。

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