2023年6月5日の素話(しりとりの大好きな王様、だんまりくらべ)
たんぽぽグループとすみれグループの子どもたちに素話をしました。
まだ新しい年度に素話をする機会が少なかったので、まずは「お話の時間って楽しいんだ」と思ってもらえるような話を2つ選んでみました。
しりとりの大好きな王様(たんぽぽグループ)
何度も話をしたことがあるものですが、とても人気のあるお話です。
王様はしりとりが大好きなので、部屋の中に置くものも、朝食も何でもかんでも「しりとり」でないととても怒ってしまいます。そんな王様に家来たちが振り回されてしまいます。そこで良いアイデアを考えた家来は、王様にしりとりで仕返しをするというストーリーです。
序盤から私の「話し方」だけを楽しむ状態になってしまったので、お話の面白さよりも「言葉」の面白さだけが伝わってしまいました。これは私の失敗だなぁと反省です。
だんまりくらべ(すみれグループ)
このお話も何度もしているお話です。
約束を守るおじいさんとおばあさんがおまんじゅうを7つもらったのですが、1つずつ食べていくと最後に1つ残ってしまいます。
さあ、残った一つをおじいさんおばあさんのどちらが食べようかというところで「だんまりくらべ」で勝負することになりました。
お互い一言も話をしないまま、そのまま夜になったのですがおまんじゅうが食べたくてふたりとも眠れません。するとおまんじゅうのある隣の部屋に泥棒が入ってきました。
という、一つ一つのストーリーはわかりやすいものになっています。
今日は子どもたちがどのくらい数字を把握できているかを聞いてみました。
7つあったおまんじゅうをおじいさんとおばあさんが食べてしまったら、残りは何個?と聞いてみました。すみれさんならどんな答えが返ってくるかな?と期待して待ちましたが、まだまだ数字への親しむ機会が少なかったのかもしれませんね。お勉強にならないように、「なにそれ!?」「どういうこと?」という知的好奇心を刺激する経験をたくさん積ませてあげたいと思います。
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