2016年5月20日 第43号 離乳食・アレルギー対応食について

2019年5月27日

副園長 水野勝文

0歳児のお子さんをお預かりすることが増えてきています。仕事や育児に全力で取り組む日常は目の回るほどの忙しさだと思います。

保育園ではミルクや離乳食も出しています。また1歳から1歳6ヶ月ごろを目安に離乳食から通常の給食(幼児食)へと移行することにしています。移行のタイミングはお子さんの成長に合わせて保護者の皆様と相談しながら決めていきます。

離乳食として何をいつごろどれだけの量食べさせるか?については、お子さんの成長やご家庭の考え方などによりさまざまだと思います。そして離乳食を始める時期のお子さんは食物アレルギーの症状が出やすい時期でもあります。

保育園では基本的にご家庭で食べたことがある食材を出すようにしています。ご家庭での離乳食の状況をアンケートに記入していただき、それを踏まえて離乳食の献立を調整し、徐々に通常の給食へと移行できるよう取り組んでいます。

食事でよく使われる鶏卵、牛乳、小麦、大豆などは月齢の小さいときにアレルギー反応を引き起こすことが多くありますが、これらは成長にともない徐々に反応が出なくなることも多いことが知られています。

お子さんの味覚が健全に成長し、色々な食事を楽しめるようにするために、ご家庭で安全に配慮しつつ様々な食材を食べさせて様子を見ていただきたいと思っています。

その上でアレルギー反応が出た場合など、給食やおやつから除去したほうが良いと思われる場合には、医師の診断に基づく「アレルギー疾患生活管理指導表」を提出していただきます。保育園でお子さんが安全な食生活を送れるようにご協力頂きたいと思います。

この生活管理指導表は最低でも年に1回は提出していただくことになりますが、ご家庭で少しずつ食べさせてみてアレルギー反応が出なくなったなどの場合には、除去しない給食へ戻すこともできます。その際には担任に伝えて下さい。

ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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