2009年5月8日 第29号 戸外遊び

2019年5月27日

新緑の5月、子どもの声も身体も弾んできます。

新年度が始まって、最初はお母さんから離れられずに大泣きしていた新入児も、この頃になると、そう不安なく遊びまわるサイクルに入ってきます。

そして、3クラスから2クラスに編成替えをした幼児クラスも、日々の落着いた生活になってきました。1クラスあたりの人数は増えましたが、担任が2人つくこととそらルーム(幼児の多目的室)を活用することで充実した異年齢活動ができるようになりました。

また年齢別の活動は5歳(すみれグループ)が火曜、4歳(たんぽぽグループ)が木曜、3歳(つくしグループ)が金曜に、そらルームで行っています。ここでは絵画、工作、わらべ歌、ゲームなど異年齢ではできにくい活動を楽しんでいます。

暑い夏を迎えるまではなんといっても戸外遊びのいい時期です。そして園庭は子どもの感覚と身体が育つための大切な場所です。

以前にもお話しましたが、姫井保育園の園庭は安全第一よりも、思い切って冒険の持つ楽しさを取り入れてきました。ポイントは子どもたちが上下の運動をとても好むということでした。今も昔も、ブランコや滑り台の人気が高いのはそのためです。

高さや落差にチャレンジする時のわくわく感と達成感は、もう2歳くらいから子どもたちを夢中にさせるのでしょうか、もも組になると土管の上の小山から歓声を上げて駆け下りる姿をよく見かけます。

そうした楽しさをもっと増やそうと取り組んできて、今の「子ども砦」や木登りのできる「冒険の森」、「草スキー場」、高い登り帽やターザンロープなどになりました。

こうした遊びの中で、自然な譲り合いや年下の子への手助け、遊び方の開発競争など、子ども同士のかかわり合う力も育っているように思います。

こうした取組みには怪我の心配もありました。しかし安全ばかりを優先して低年齢向けの危険の少ないと思われる遊具ばかりでは、子どもの心が生き生きと動く遊びは生まれてきません。むしろ緊張感を欠いた粗雑な遊び方になって、それが怪我につながる場合もあります。

あらゆる危険を取り除いてしまうのではなく、それを避けたり、克服できる判断力や運動能力、また自分に対する自身を身につけることの方が大切だと考えています。

幸い、折にふれ集団保育のプラス面と合わせてこの方針に保護者の皆様からご理解をいただいてきました。

全身でトライしなければならないタフで手応えのある遊びでは、意欲と集中力が高まり、子どもたちはほとんど大きな怪我をしないことを職員一同で納得しています。

そうした中で子どもたち自らが目には見えませんが、運動能力にとどまらない、よい自信と意欲をはぐくんでいることを信じていきたいと思います。

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