2004年5月31日 第15号 園庭遊びについて

2019年5月27日

新緑の輝くような季節になりました。新年度が始まってほぼ2ヶ月、新入園のお子さんたちも少しづつ園生活になじみ始め、遊びの中では笑顔が見られるようになりました。特に、園庭に出ての外遊びはどの年齢の子も大好きで、部屋の中では泣いていた0歳の赤ちゃんも外に出るとピタリと泣き止んでしまいます。

大阪の公園での回転遊具の事故が新聞等で報道され各地の公園から回転遊具や危ないと思われる遊具が撤去されています。

錆びたり、老朽化して危険な状態にある遊具が取り払われるのは当然ですが、事故のあった遊具だからという理由だけで撤去されていくのは少し残念な気がします。

子どもの成長に合わせた遊びがいのある遊具だからこそ、チャレンジする意欲が生まれ、そこからからだも心も育っていくように思うからです。

園庭にはグローブジャングルという回転遊具の他に、木登り用の木や「子どもとりで」、登り棒やスイングロープなどもあります、その「高さ」に不安を持たれている保護者の方もおられるでしょうし、それも当然のことだと思います。

日常の活発な遊びの中で、時に擦り傷、切り傷、打ち身などの怪我が起きることがあり、その都度、怪我の起きた状況をご説明し、ご理解をいただいていますが、骨折などの大きな事故は未然に防ぐよう十分気をつけなければならないと考えています。

ただ、安全ばかりを最優先にして、低年齢向けの危険の少ないと思われる遊具だけでは子どもの心を生き生きと動かす遊びは生まれてきません。むしろ、緊張感を欠いた粗雑な遊び方になって、それが怪我につながる場合もあります。

増築工事に伴い、鎖で固定しベンチ代わりに使っていた箱ブランコは取り外すことになりました。また、今年度からグローブジャングルやブランコなどの使い方も、年齢別に時間帯を分ける等工夫して、事故や怪我が起こらないようルールを決めました。

あらゆる危険を取り除いてしまうのではなく、それを避けたり、克服できる判断力や運動能力、また自分に対する自信を身につけることの方が大切だと考えています。

保護者の皆様のご理解とご協力をいただきながら、これからも子ども達の成長をしっかり見守って行こうと思います。