親子ふれあい会中止について

先日今年の親子ふれあい会は中止にする旨のご連絡をしました。

新型コロナウイルスの感染者は日本だけでなく世界中でとどまることなく広がっています。子どもの重症例は高齢者や基礎疾患のある大人に比べて少ないとの情報もありますが、免疫機能が十分に育っていない月齢の子どもはどのような感染症であっても出来ることならば避けていくほうが望ましいため、中止にしたほうが良いと判断しました。

同じクラスの保護者同士で顔を合わせて話をしたり、子どもの口から聞くお友達をよく知る事ができる大変楽しめる機会ではありますが、保護者同士が近づいたり会話したりする機会が非常に多いため、屋外でのイベントではありますが、安全を最優先に考えてこのような対応としました。

ご存知のように小学校等と異なり、保育園は園児やその家族が新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者とならない限り、原則開所するように国から事務連絡が出されているため、基本的には毎日開園しています。ただし、保育園では室内に多くの子どもが遊んでおり、また、子ども同士、子どもと保育士とが常に1~2メートルの距離を空けておくことは困難です。

それでも子どもたちの健全な成長のためには、安全な環境で戸外遊びをしたり、適度な休息を取ったり、栄養のある食事をしたり、年齢や発達に合わせた午睡をしたり、排泄のたびに清潔にしてもらったりする環境が不可欠です。また、子どもを育てる保護者にとっても仕事を何週間も何ヶ月も休み続けることは難しいと思います。

子どもたちのためにある保育園だからこそ、毎日の安定した生活を続けられるように出来ることはしていかなければいけないと思っています。一方で、感染のリスクをゼロにすることは不可能なため、可能な限りで保護者の皆様にも協力をお願いしています。毎日検温してから登園してもらっていたり、お仕事を休むことが出来る日には、家庭でお子さんを見ていただくようにお願いしています。

今後の行事については出来ることならば開催したいと思っていますが、例年とは違う形になったり、中止になることも多くなると思います。

行事を予定している日はお仕事を休めるように調整していただいている保護者の方も多いと思います。中止の判断は出来るだけ慎重にしたいと思っていますので、直前の連絡となるかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。

アメリカやヨーロッパの状況を見聞きするたびに、「これは尋常ではない事態なのだ」と強く感じます。日本でも同じような事態になるかもしれません。

毎日の手洗いや換気とともに、個々人の免疫力を高めるために、適度な運動とストレスを溜め過ぎない生活が重要になると感じています。保育園で子どもたちがのびのびと遊び、友達と笑い合ったり、美味しいご飯を食べたり、しっかりと遊びこむことで子どもたちのストレスを軽減し、子どもと一緒に生活する保護者のストレスも少なくなるようになれば望ましいと考えています。

保育園では出来るだけいつもどおりの環境を作りたいと思います。3つの「密」を避けつつ、接触感染を防止するようにアルコール消毒を入念に行い、子どもたちがきげんよく過ごせるようにして免疫力を高めることが、いま保育園にできることではないかと思います。