夏のお楽しみ スイカ割り

姫井保育園 副園長です

姫井保育園の夏の恒例行事になりつつある、スイカ割り。
保育園の畑で採れたスイカや「子どもたちのために」と快く頂いたスイカなどを使ってつきぐみ・ほしぐみの子どもたちと、スイカ割りをしました。
目隠しで見えないのですが、周りのお友達が「右!右!」「前!前!」と一斉に応援してくれています。
応援の声が大きくて、色々な応援をしてくれるので惜しくも後少しのところで届かない子どもたちが続出していました。
中には綺麗に命中させられる子どももいて、そのときはみんなから「おみごと!」とかわいい称賛の声が溢れました。
すみれさんたちの勇姿を見ていたたんぽぽさん・つくしさんたちも頑張って挑戦します。
まだ力が強くないのか、少しだけあたっても小さなヒビしか入らないこともありましたが、「ポコン」という独特な感触に、上手く当てることが出来た子どもたちは満足そうな表情をしていました。
当たらなくても目隠しをして進むことが楽しいようで、みんなとてもいい表情です。
最後は先生たちも挑戦です。
大人でも目隠しをしているとどこにスイカがあるのか分かりません。
しっかりと子どもたちの前でスイカを割ることが出来た先生もいました。
当たっても当たらなくても、その時がとても楽しいのであればそれはとても貴重な経験だと思います。
自分だけが楽しければ良いではなく、お友達と一緒に楽しむことが出来るということは、子どもたちの人生においてとても大切なことです。
まずは自分がしっかりと楽しむ事ができて、同じような経験をするお友達がいて、その後にお友達と一緒に楽しむ経験が出来るようになります。
つくしさんやたんぽぽさんの時には一緒に楽しむことができなくても、少しずつでも着実に経験を重ねていけば、すみれさんの頃にはお友達と一緒に楽しむことが出来ると思います。
子どもたちの成長は思ったよりもゆっくりだったり、思いもよらない速さだったりします。
目の前の子どもたちの今の瞬間をしっかりと見守って、一人ひとりに合わせた保育をしていきたいと思います。