当番の引継ぎ

姫井保育園 副園長です

今年もこの季節がやってきました。
すみれさんからたんぽぽさんへ給食当番の引継が行われています。
エプロンをつけるところから一つずつ1対1で丁寧に教えてくれるすみれさん。
今まで憧れの目で見ていた「お当番」にたんぽぽさんたちはやる気満々です。
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「最初にテーブルを拭くんよ」
「こう?」
「そうそう」
自分たちも先代のすみれさんたちから丁寧に教わってきたように、後輩たちを優しいまなざしで見守りながら、丁寧に教えてあげています。
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遠くから見守るタイプ、近くでいつでも相談を受けられるようにするタイプと、すみれさんたちにも様々なタイプがいますが、みんなたんぽぽさんたちが上手に当番を出来るように真剣に教えてくれています。
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テーブルの上のお箸、お茶、果物を人数分並べていき、お汁を取りに行きます。
机の上のイラストやシールを参考に、利き手も考慮して丁寧な仕事ぶりを見せてくれました。
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お汁をこぼさずにテーブルまで持っていけるように、優しく手を添えて歩いています。
始めは一人で出来なくても、すぐに一人で出来るようになるでしょう。
失敗しても次からうまくできるようになるので、チャレンジする気持ちを大切にしていきたいですね。
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すみれさんたちは就学に向けて、少しずつ役割をたんぽぽさんたちに手渡していきます。
異年齢保育を続けてきた当園では、ごく当たり前に年上の子が年下の子の世話をする環境が出来ています。
自分たちが上の子たちにしてもらったように、自分たちも下の子たちにしてあげる。
この関係をずっと続けていけることが当園の面白さだと思います。
来年はどんなすみれさんたちになるのでしょうか。
また、小学校でどんな生活が待っているのでしょうか。
先のことを考えるのはとても楽しみですが、まずは目の前の子ども達をしっかりと見守っていきたいと思います。

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