バス体験~すみれグループ~
姫井保育園 副園長です
すみれグループの子どもたちは小野田駅前からバスに乗って、竜王山オートキャンプ場まで行きました。
小川にカエルを見つけたようです。こういった時の子どもの目の良さには心を奪われます。
「右良し!左良し!手を上げて渡りましょ~」
バス停につきました。バスに乗るときは静かにしようね。バスが来るまでドキドキです。
30分弱のバスの旅で少し疲れた、無事にバスを降りてホッとしたのか、少し休憩です。
ここから山道を歩いて上がっていきます。
遠くに海が見えます。振り返ってみると「高~い!」「涼し~!」と様々な声が上がります。
竜王山オートキャンプ場ではそれぞれ思い思いに遊んできました。
身体全体を使って走り回ることができるのはとても良いことです。
帰りは南浜河内からバスに乗ります。歩道のない道でしたが、誰かが即興で作った「路側帯」の歌を聞きながら、一列に並んで歩きます。
無事にバス停に着きました。午前中から外で体を動かし続けたこともあり、少し疲れた様子も見えます。
保育園からバス停、バス停からオートキャンプ場の往復で合計4キロの道を歩き、オートキャンプ場で走り回って遊んだ子どもたちですが、保育園に戻ってきてお茶を飲んだらすぐに外に遊びに行く子もいました。少し疲れたので休んでいる子もいました。
自分で自分の体調や状況を考えて、次に何をするか考えて行動する。もしかすると子どもたちの日常にはそんな行動があふれているのかもしれませんね。
すみれグループの子どもたちは「次はあれをしよう」「こっちにおいでよ」と友達同士を誘って新しい遊びにチャレンジしています。一方で「バスの中では静かにしないといけないよ」など、時と場合に応じた行動も意識できるようになってきました。
もちろんまだまだ自分のしたいこと、楽しいことだけに興味が向いてしまうこともありますが、保育園や家庭の外に出て「自分」という存在を客観的に意識できるようになっていけば、自然とその場にあった行動ができるようになると思います。
子どもと非常に近くで生活している身としては、いつ子どもに模倣されても恥ずかしくないようにしなければならないな、とわが身を振り返る機会にもなりました。
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