姫井保育園での生活
（2021年4月のお便りの内容です）
新年度が始まりました。入園・進級おめでとうございます。
今月から初めて保育園に通われる方は保育園で子どもたちがどんな生活をするのか不安と期待の入り交じる気持ちで迎えられたことかと思います。また、仕事と子育てを両立する生活が始まるので、負担も増えてくると思います。
新しい環境で子どもたちがどんなふうに成長するのか楽しみもあるかと思います。子どもたちの成長を一緒に喜んでいくことが出来るのを楽しみにしています。
保育園での生活は、子どもたちが安心して生活できることが一番大切です。そして、子どもたちが自分のしたいことや興味のあることに熱中できることがとても大切です。規則正しい生活の中で自分がしたいことを満足いくまで出来ること、おいしい食事と十分な休息が取れること、しっかりと身体を使って遊ぶことが出来ること、このようなことが十分にできていれば、子どもたちはきげんよく過ごすことが出来ます。
子どもたちがきげんよく過ごすことが出来るためには周囲の大人たちの存在が重要です。これはご家庭の人たちや保育園の職員、さらには地域の方たちも含めて、子どもたちの成長を温かく見守っていくこと、子どもたちが成長する力を発揮出来るように大人がサポートしていくことが大切です。
保育園での生活は集団での生活となるため、子どもも自分ひとりの「やりたい」が通用しないこともたくさん出てきます。そんなときに、子ども同士でどうすればよいかを教え合う関係、子どもが子どもの社会の中で生きていく経験もとても大切です。
姫井保育園でこれから1年間生活する子どもたちが、きげんよく過ごし、大人から温かく見守られて子どもの社会でたくさんの経験ができるようにしてあげたいと思います。